イスラエルの投資家と出会って考えたこと

takahito iguchi
2 min readJun 24, 2016

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オポチュニティを見てリスクを潰すのと、 リスクを見てオポチュニティを潰すのと、 行為としては似ているのだけど、得られるものは全く異なる。

オポチュニティを見てリスクを潰せたら、もしかしたら、とんでもなく大きな物が手に入るかもしれない。

逆にリスクを見てオポチュニティを潰すのは、何も生まないだけでなく、チャレンジする習慣性が無くなってしまう。

新しい製品はオポチュニティも多いが、同時にリスクもとても多いものだ。

当然、人は今ある「現実」を元にリスクを潰そうとする。が、それは 同時にオポチュニティを潰しかねない。

でも、本当はオポチュニティを見据え、リスクを潰すべきなのだ。

新しい現実は、その製品が普及することで、新しい「現実」を形成する。

だから、投資家は起業家の抱える新しい製品から、新しい「現実」を読み取れると良いと思う。

そうすれば、その「現実」を作り出すためのオポチュニティの伸長に視点を向けられる。リスクの軽減を考え、そのうえで良い施策を実行に移せる(実行するのは起業家だけども)。

起業家は、投資家のコメント(だいたいがネガティブで懐疑的なものだ)からオポチュニティを最大限伸長するために、リスク軽減のヒントを得るべきだ。

めちゃくちゃなコメントをされたら、それは新しい「現実」に至るためのヒントだと捉えると良いだろう。

そうすることで、それらのリスク要因への対処を現実的に考えられる。

すると、製品説明に於いても、マーケティング施策に於いても、全て、新しい現実世界への取り組みとして、肉付けすることができる。そのための良いアイデアやアプローチがしっかり見えてくる。

そういう相互関係性を投資家と起業家が結べれば最高だ! と、思ったのですけど、それこそが先日イスラエルの投資家と会って考えたことでした。賢い人は、本当に小さい一言で人に変化を起こせるものだなあ!と思いました。

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