Japanese Entrepreneur in San Francisco City
2 min readMay 10, 2016
ほぼ二ヶ月ぶりにサンフランシスコに戻ってきた。改めて東京や京都と異なる環境を体感しながら、一方でベイビーの存在理由を確認している。
それは孤独感の強さと、コミュニケーションにおけるハードルの低さだ。
サンフランシスコの移民の多さ、ダイナミズム、競争環境、新しいことが起こることへの許容度の高さ、変化への寛容は、一方では人と人の紐帯を解きほぐし、囚われを無くし、過去への執着なくテクノロジーとビジネスの追求へと人を掻き立て続けるという側面では有効に機能している。
一方、その緩い紐帯、過去への執着心の無さは、人と人の繋がりと対話を活性化し、話せば分かる=話さないと分からない=個人同士のピッチ交換が自然に起こり易いオープンな対話環境を作り出しているようにも見える。
ベイビーの提供する五秒の音声メッセージは、それをデジタルツールとして実装するアプローチなのだなあと改めて実感をする。話せば分かるという環境をアプリケーションとして実現しようとするチャレンジだということが、ここに戻ってきてよく理解出来る。
だから、アプリケーションというものは、その住む世界の生活様式や日常の習慣を元に立脚するものだと言える。そして、それは案外言語化可視化されておらず、敢えて目を凝らして、注意深く仕様化しないと、なかなか現実に動作しないものなのだなあ!と、いうことを強く感じる。
要するに、相変わらず「とっても寂しい!」のだ(笑)。頑張って、開発ローンチし、いち早くベイビーを体験しないとダメだ!