One Cute Robot RoBoHon is possible to realize a new blockbuster in Global Mobile Market?

takahito iguchi
7 min readOct 10, 2015

2014年の日本市場におけるiPhoneの出荷台数シェアは驚きの 43.1%で、それをスマートフォン市場に限定すると驚くべきことに 59.5%。Android OS陣営がすべての出荷メーカーを合算しても 40.3%(スマートフォン市場内でのシェア)なので、アップルの強さは突出している。

2014年の総出荷台数・スマートフォン出荷台数1位はApple(MM総研)

2014年のメーカー別出荷台数シェア1位はApple。2012年以降3年連続での1位となり、出荷台数は1,648万台(前年比29.3%増)となった。総出荷台数に占めるシェアは43.1%(前年比10.6ポイント増)、スマートフォン出荷台数シェアは59.5%(同15.9ポイント増)となった。

スマートフォンOS別シェアはiOS(59.5%)がAndroid (40.3%)を逆転

OS別のスマートフォン出荷台数は、AppleのiOSが1,648万台(OS別スマートフォンシェア59.5%)でAndroidを抜いて1位となった。Androidシェアは40.3%に減少した。

(引用元記事はこちら http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120150203500

目を転じて、iPhoneがジョブズの手によって世に中に向け発表された2007年時点の日本での携帯電話市場はシャープ、パナソニック、富士通が三強だった。

2007年度携帯出荷、過去最高の5076万台 3強はシャープ、パナソニック、富士通(MM総研調べ)

MM総研が2007年度の国内携帯電話出荷台数結果を発表。総出荷台数は前年度比2.9%増の5076万台。メーカーシェアはシャープ、パナソニックモバイル、富士通の順となった。

2007年度通期のメーカーシェアトップはシャープで、2005年度、2006年度に続き3年連続。2007年度はシャープ自身最高の1276万台(前年度比 23%増)を出荷し、前年度比4.1ポイント増のシェア25.1%を獲得した。2位は738万台(前年度比 31.6%増)を出荷したパナソニック モバイルコミュニケーションズで前年度比3.1ポイント増のシェア14.5%。3位は592万台(前年度比 45.5%増)を出荷した富士通でシェア11.7%(前年度比 3.4ポイント増)。以下、4位東芝(シェア10.1%)、5位NEC(シェア9.1%)、6位ソニーエリクソンモバイルコミュニケーションズ(シェア6.3%)となった。

(引用元記事はこちらhttp://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0804/23/news112.html

そう、かつて日本の携帯電話は優れた機能性とデザインで世界を先駆けていた。たとえば、世界初のインターネットサービスとE-mail開始(1999年)世界初のカメラ内蔵携帯(1999年)、世界初の3Gサービス開始(2001年)などはすべて日本のメイカーが開発したものだ。

i-modeやEzWebなどのインターネットサービスやコンテンツプラットフォームも日本企業は当時世界を牽引していたし、グローバル化には失敗したとはいえ、日本人がiPhoneやAndroidに感じる既視感は明らかだろう。

そう、それらは過去既に存在したもののリノベーションのように見えるのだ。日本のメイカーが「ものづくり」と言い過ぎることは、一方でソフトウェアプラットフォームの軽視とセットで語られるし、グローバルにシステムを展開することをできず内向きなシェア競争に明け暮れれしまう傾向はガラパゴス化として揶揄されてしまう。けど、シャープを含めたメイカーの先進性と開発能力は逆説的では有るのだけど、アップルやグーグルが実証しているとも言える。

インターネット・サービスやマルチメディア、デジタル・コンテンツなどが携帯電話を乗り物にして生活に溶け込んでいく未来をかつて描き出し、実現していたのは日本のメイカーたちだった(当時のグローバルプレイヤーとしてのノキアやモトローラは、そういった領域でのイノベーターには結局なれなかった)。

でも、ものは考えようだ。失敗は成功の母。人は失敗からこそ最も学ぶことのできる生き物なのだから、同じ轍を踏むことなく過去の失敗から学習して再挑戦すれば良い!では、我らの RoBoHon (長年出てこなかった新しい製品カテゴリーを創出し得るモバイルデバイスと言えるだろう)は、どう過去から学び、いかに新しい挑戦を大きな世界規模の成功に導いていけるのだろうか?

例えば、下のような記事がメディアに掲載されるような未来を、どのように描き出せば良いのだろうか?そんな未来はイメージできるだろうか?

2021年の総出荷数・スマートロボフォンの出荷台数トップはシャープ

2021年におけるメーカー出荷台数シェアは1位はシャープ、2019年以降3年連続首位を継続しており、スマートロボフォンという新カテゴリーを創造した2016年からの継続的な普及戦略がいよいよ実を結んだ形。OSシェアではGoogleの展開するAndroid-RXがシェア第二位でシャープのRoBoHon OS-Zと拮抗している。一方かつてのApple iOSのロボ化バージョン iRobot OSには往時の輝きはなく、シェアも三位とはいえ大きく引き離されており、その出遅れ感はもはや否めない。出荷台数に関しては…. (架空記事)

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