ROAD TO “RAISE YOUR VOICE” 3

ロスアンゼルスもサンフランシスコも最高だけど、日本はもちろん最高過ぎる。

takahito iguchi
6 min readMar 7, 2020

サンフランシスコに向かうアラスカエアー 今ちょうどロサンジェルス空港を飛び立ったばかりです。
実はフライトの日付を1日間違えていたのですけど、即座にスケジュール変更出来て、アラスカエアー本当に快適でスムーズだなあ!とひどく感心しました。また乗ろう!
実際カリフォルニアに戻る前までは本当に不安と懸念ばかりで、正直不安に押し潰されそうでした。が、実際に戻ってみると全てが良い方向に向かっているとしか思えません…。

おかえり!と言ってくれる嬉しさ。

ダベルアプリ内でもユーザーの皆さんが「おかえり!」と声を掛けてくれます。オンラインミートアップのアプリとは云え、ストリーミングの際に「どこから?」と必ず訊かれるのです。なんだか同じ大陸に戻っただけで非常に親近感を感じるのはなぜでしょう?

さて、”不安”というのはその人が更に成長したり克服できる「ギャップ」を指し示しているのかも知れません。今回、特にそう感じます。何か成し遂げたいことがあった場合、それを実現するための困難があったとして、それはもう良い意味での越えるべき「課題」でしかないと思えます。そして、「不安」はそのギャップを計るためのメジャーのようなものだと感じます。

そのギャップが大きいということは、克服して成長できるジャンプの幅がより大きいという事ですから、それはそのままチャレンジの「機会」だと言えると思います。

出来るならば、人が孤独を抱えている時の大きな助けになりたい。ダベルはそのための手段として開発しました。多くの場合、不安や孤独を抱えることの多いブラインドの皆さんの力になりたい。今回のファンドレイズ・プロジェクトはそのための手段です。

そして、サウスバイの開催されるタイミングで現地の日本人コミュニティと協力してファンドレイズ・イベントをやってみたい。今、進めている「レイズユアボイス」はその際の一つのアプローチです。

大規模イベントを開催するのは、このコロナウイルスの脅威の真っ最中のオースティンできっと適切ではないと考えますので、では何が出来るのだろうか?を前向きに考え可能な限り出来ることをやりたい。それが今現在のチャレンジです。

少なくとも何もしないまま手を拱いて傍観することだけは避けたいと思います。もちろんダベルは本来、居ながらにしてその場で誰かと好きなことをおしゃべり出来るオンラインのミートアップアプリとして開発したものなので、それを用いたオンラインキャンペーンを行うことも含めて進めるつもりです。

ウーバーのおばあちゃんとロスで喋ったこと。

LAX到着前に乗車したUber-Xを運転していたのは、まるでLyftの名作CMに出てきたようなバリバリのお婆ちゃんでした。

彼女は「サンフランシスコに行くのね、私あの街は大嫌い!何しろせせこましいし、起伏が多いしねえ!」と言っていたのですが、全く同意です(笑)。

その上、路上は汚くて実に不衛生、リテールのサービスレベルは低いのに物価はべらぼうに高い。交通渋滞もハンパないし。とはいえ、「自分はIT起業家としてテックの仕事に従事しているし、サンフランシスコの気分も大好きなのでずっと住んでいるんだよ!」と、なぜだかサンフランシスコ市民になり代わってその価値を代弁しておきました。

「でもね、日本は大好きさ、平和で清潔で住んでいる人たちはとても優しい」…..なぜかまだ訪れたことのない日本なのに、彼女は物凄く誉めそやしてくれます。そして彼女は TOYOTのRAV4 を楽しげにドライブしています。「知ってる?トヨタは豊田市(TOYOTA-CITY)で自動車を作っているんだよ」とTOYOTA-CITYの解説をすると「え!本当に?トヨタシティなんてあるの!嘘みたい!」と大受けしました(笑)。

なぜだか、日本を一旦出ると多くの人たちが、自ら日本人を代弁する存在だと感じる。そんな気分になるのだと思います。

日本人として恥ずかしくないことを為したい。バカにされたくない。より誇りを持って祖国をより良く伝えたい。もっと良いことを成して喜ばれたい。そういう気分を強く持つことが多々有るのだと思います。

そこには余り理屈はないと思うのですが、そう感じることが普通に多々有ります。もちろん今の日本は大変な状況ですし、自粛や自戒は決して悪いことばかりではなく、大きな学びの機会だと思います。が、その一方で、ごく僅かでも、その最中に海外に飛び出て行って何か良いことを為すため頑張るというのも、きっと何か価値のあるチャレンジではないか?と思っています。

まだまだ旅は始まったばかりで、何ら為してない現状ではありますが、何も力のない一人の日本人が何かをこの地で出来たら嬉しい…。その気持ちだけを抱いての久しぶりのカリフォルニア帰郷であり、サンフランシスコへの帰宅です。

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takahito iguchi
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Written by takahito iguchi

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