オースティンからサンフランシスコに移動します。

非常事態宣言のアメリカでこそ出来る製品開発。

takahito iguchi
6 min readMar 21, 2020

昨日の今日ですが、既にキックボード・シェアリングは滞在先の周辺から一掃されました。プール以外のウーバーも動いている車の数が目に見えて減っています。

とはいえ、ワンちゃんの散歩やジョギングをしている人はチラホラいますし、デリバリー中心に営業転換したレストランは相変わらず頑張って営業しています。

今回のコロナウイルスで2割近くの人口が収入を失ったという統計も出ていますが、その状況はますます深刻化する可能性があります。

そして、ひょっとすると米国の国境封鎖や軍隊の出動もあり得ると考えており、日本との航空便もいつまで続くのか予断を許しません。

いずれにしろ、そう言う時こそのダベルです。簡単に諦めることをせずに、今成せることをただひたすら専心専念するべきだと考えています。

人が外に出られず、不安を抱え、孤独に家に籠っている今、その一方で人との語り合いや助け合いを希求する今だからこそ、ダベルの製品開発と、より良く改善改良していく事をより一層シリアスに進められる貴重な機会と考えています。

今やろうと考えているダベルの改良案を以下に記します。

プライベートメッセージング

オーディオストリームをライブに共有できることがダベルの根幹です。最もアハモーメントの得られる最大の価値体験です。とはいえ、ストリームをホストして何らかの話題について話し続ける体験は、日々の繰り返しを考えるとどうしても「重い」…。

そもそも配信前や配信後に「これからやるよ!」とか、「楽しかったね、また話そう!」など、個別のやり取りしたくなっても、現時点ではそれが出来ません。

そうすると配信のタイミングを決めたり、配信前に話したい相手を集めたり、あるいは配信後に次の予定を考えたり、そう言ったことが中々しづらい…。

そこで、プライベートでメッセージをやり取りする簡単なチャット機能を導入するべきと考えています。

ユーザープロフィールシェア

ダベルの共有体験は、そのストリームそのもののシェアが最優先でした。

ただ、ライブストリーミングをする場合、そのストリームが開始される前にどうやってお互いが声を掛け合うのか?そう考えた時に、ユーザープロフィールを共有することが一番近道と気付きました。

ユーザープロフィールには自分の自己紹介だけでなく、過去の配信アーカイブもリストされているので、その人のキャラクターやコンテンツを簡単に一瞥できます。

ですので、シェアの次の段階として、ユーザープロフィールをソーシャルメディアやメールなどで簡単にシェアできる、プロフィールシェアの導入を考えています。

ユーザーステイタス・リスト

ダベルのフォロー機能を使った場合、フォローしているユーザーがストリーミングを開始するとすぐにノーティファイが飛んできます。それは良いのですが、ユーザーがストリームをホストしない限り、自分が共に話したい知り合いの動向を知ることは困難です。

ユーザーはストリームのホスト以外に、リスナーやスピーカーとしてストリームに参加している場合もあります。あるいは単にオンラインでアプリを立ち上げただけの場合もあります。

ですので、自分の知り合いが今どう言う状態なのか?を把握できるユーザーステイタスの一覧が見られるようにすることで、簡単におしゃべりしたい仲間を見つけたり、ストリーミングに誘ったりがしやすくなる機能の導入を考えています。

さて、明日からはサンフランシスコ。ますます緊迫感の増すアメリカですが、ここからが正念場、ダベルのやれることを最大限やろうと思っています。

--

--

takahito iguchi
takahito iguchi

Written by takahito iguchi

Tonchidot & Telepathy & DOKI DOKI!!

No responses yet