クーリエ、始まります。

旅に出るのに、理由はないけれど...

takahito iguchi
3 min readMar 3, 2017

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日本のモノづくりが世界を席巻したのも、今や昔語りになってしまいました。 ロボットやドローン、ウェアラブルなど革新的製品開発だけでなく、ネットワーク化されたテレビやロボット化された自動車など、本来お家芸だった領域でも日本人が主導権を握れる舞台はますます限られてきています。

イノベーションは連続ではなく断続である。….過去の成功に想いを馳せるより未来への予感にワクワクドキドキしよう!そういう息吹が日本人の中にないわけではありません。

でも、それを世界に届ける「旅」の道筋が失われ、既に長い時間が経ってしまった。結果、世界に向け最新鋭のイノベーションをもたらす、眼光や嗅覚、フットワークやネットワークが衰えてしまったのではないか?

クーリエは、その渦中に、一つの問いを投げかけます。

もう一度、世界を見てみないか?

スペースエックスが月に人を送り込む時代、シンギュラリティの到来が真面目に検討される時代に日本人が本物のイノベーションを巻き起こせる、主役としてもう一度世界を見るための「旅」を仕掛けてみたい。

それを今から形にしようと思います。

どんな旅でも、特にそれが冒険旅行であればこそ必要なのは、そのための地図と宿です。 クーリエとは、日本人が改めて世界にイノベーションを届けるための、新しい地図と宿になろうとしています。

ファブカフェの世界ネットワークが、日本人イノベーター達の旅の拠点、ベースキャンプになる。

そこで英気を養い、土地勘を磨き、有為な人たちとの出逢いをもたらし、意思表示の場となり、闘いの場になり、分かち合いと協力の場にもなる。世界をイノベートするイノベーター達の旅の離合集散の場としてクリエーター同士や、クリエーティブなアイデアやプロダクトとの化学反応が発生する現場になる。

私は、そのクーリエの水先案内人として2017年、旅に出ます。

クーリエの先に何が控えているのか?その先で見られる光景は一体何なのか?共に旅をする仲間達を、私は心から待っています。さあ、共に旅に出ようではないか?冒険の旅は先が見えないからこそ良い。イノベーター、そして起業家は、そういう旅の連続で育っていくものだとも思うのです。

クーリエのキックオフ・イベントを3月末に東京渋谷で行います。乞うご期待です!(COURIER 世界をターゲットにするイノベーター会議 https://mtrl.net/shibuya/events/170329_courier/

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Written by takahito iguchi

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