ボール、声のソーシャル。その楽しさについて

takahito iguchi
3 min readOct 30, 2017

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声こそが重要だ!

スマートスピーカーの時代に求められる、声ならではのソーシャルネットワーク。それは「スマートフォーンのマイクに声を吹き込み、それをスピーカーで再生する」カルチャー作りと同義だ。

世の中の音声系ソーシャルの現場は、ポッドキャスティングのソーシャル化にほぼ流れているように見える。でも、それではオリジナルの文化は決して創造できない。

Podcast の多くは単調で、インタラクティブ性に乏しく、従来のラジオ的な一方向の流れ(放送局と聴衆の非対称関係)に準じている。

また、Podcastの長さやテンポは今の新しいメディアの短尺のトレンド感やテンポ感にフィットしない。YouTubeやSnapchat、Music.lyなどは、もっと小刻みにスイッチできるし、使っていて飽きない仕掛けが要所要所に盛り込まれている。ソーシャルなインタラクションを通じて小気味好く快適に消費される体験サイクルが欠かせない。

ボールの工夫は以下の通り、

1)16秒以内であれば自由に録音時間を設定できる短尺メディア。

2)最低単位はボイスメッセージを含むグループであり、そこにユーザーを巻き込んで共に楽しめるよう、コミュニティ性を盛り込んでいる。

3)ハートマークの連打など、聴きながら楽しめるプレイ感覚を活かしている。

4)アマゾンエコーに対応するのを皮切りにスマートスピーカーへの対応を重視している。

ソーシャルな共有機能やキーワード検索で好みのコンテンツを探すなどのファインダビリティは今後ますます追求していきますが、16秒の音声コンテンツで小刻みに楽しめる音声メディアの楽しさはすでに感じてもらえると思います。

ぜひ、ダウンロードして楽しんでみてください!

京都マテリアルでは音ラボ(仮)というプロジェクトを開始します。お楽しみに!

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takahito iguchi
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Written by takahito iguchi

Tonchidot & Telepathy & DOKI DOKI!!

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