ボールは声のブログだ。
サンフランシスコから京都に戻って二週間ですが、いろいろと試しながらボールならではの使い所を探っています。
そこで見えてきたのは「これは声と音を扱うブログ」だということです。
「パブリックに共有可能で連続投稿・連続再生ができる音声メディアだ」と言う定義が、恐らく最もシンプルなボールの説明だと思います。
その主な特徴としては、
"ボール"って何?
・16秒までなら、好きな秒数で音声を録音できる。
・グループで投稿することができるので、複数のメンバーで音声を用いた情報発信が可能。対話形式やインタビュー形式なども簡単に実現できる。
・ユーザーは新着リストやストーリーズ(シャッフル再生機能)で好みのコンテンツと巡り会える。
・音声投稿用のグループにはタイトルが付けられるので、グループの文字によるサーチも可能。
・ユーザー同士はフレンドとして相互に繋がることができるし、フレンドは一緒にグループ投稿を開始することができる(フレンドの検索も簡単にできる)。
・文字メディアに比べると、断然投稿が簡単でスピーディ。
・映像メディアに比べると、断然その消費が簡単でストレスが少ない。
・声を通じた雰囲気、気分、エモーションなどの表現と伝達が文字や画像などに比べ優れている。
こういった特徴があると思います。
新しいメディアならではの課題は?
一方、現状の課題としては、
・実際に聴かないと、どういうコンテンツかが分かりづらい!
・一つのコンテンツのどのあたりが聴きどころなのか?分かりづらい。
・まだまだこなれていないので、表現のスタイルが未成熟で聴き辛い。
・コンテンツ総量がまだまだ不足なので、好みのコンテンツと遭遇し辛い。
など、多々あると思います。
未開拓のメディアならではの課題は多いに存在していて、表現者側の創意工夫だけでなく、音声で表現するコミュニティ造りや、それこそ声で発信するカルチャーを作っていくことが欠かせません。それらを改善していくことが、製品開発の重要なテーマとも言えます。
また、コンテンツが増え表現者同士のコミュニケーションやノウハウ共有が成されていく中で、それを取り扱う周辺メディアの必要性や、ツールとしての音声検索し易さや、音声コンテンツのレビューやレーティング、ランキング等機能性の改善改良も同時に強く求められてくると思っています。
そして次は?
ボールは次のバージョンでハートマーク連打によるコンテンツ評価の仕組みを導入する予定です。また、それに応じてより良いコンテンツを可視化することも想定していますので、ツールとしての改善改良は継続的に進めていきます。
また、声や音で表現する人たちの巻き込みや、そのメディア化も着々準備を進めています。ぜひ、楽しみにお待ち下さい!