声の可視化が創造する世界
本日 エンパスさんとの共同プレスリリースを発信しました。
声の可視化を通じコミュニケーションを"見える化"するトランスペアレントは知識や情報の可視化を追求していますが、声による"感情"可視化のエンパスさんは、僕らとは全く違うベクトルで新しい声のテクノロジーを追求されています。
いつもは海外のカンファレンスやコンテストなどでお会いする機会の多いエンパスさんと、久しぶりに東京でお互いのビジネスの進展をお話しする中、感情可視化のテクノロジーがトランスペアレントの探求しているビジネス・コミュニケーションのファシリテートに物凄く効果的ということに気づきました。そして、とんとん拍子に共同開発と業務連携のアイデアがまとまりました。
音声のテクノロジーは昨今のスマートスピーカーの隆盛に代表されるように世界的なトレンドです。しかも音声ユーザーインターフェイスと、声の蓄積による人工知能テクノロジーの進化は、特に人間行動の理解及び支援を強化可能にします。今後ますますスマート化していくIoT領域では飛躍的に拡大伸張するポテンシャルを秘めているのです。
感情の可視化がミーティングの可視化にもたらすパワー
トランスペアレントでより創造的なビジネス・ミーティングを可能にするプロセスは従来ビジュアルミーティングと呼ばれる手法で扱われる、あらゆる発想をビジュアルに可視化して操作可能にする方法論を応用しています。
一方、感情の可視化はそのビジネスプロセスで発生する感情の変化をより効果的にファシリテートしてチームのムードを自然に盛り上げたりチームが抱えている問題点を発見可能にしたり、非常に様々な応用可能性を含んでいます。
一説ではほぼ半分の会議が無駄だと言われており、その無駄が生み出す負のコストは米国だけでも年間四兆円規模。
しかもその無駄のウエイトは年々増加の傾向にあります。本来「会議」はチームの創造性を高めて日々のアクションの密度や熱量を高めるビジョン共有の場であるべきです。それが現在のようなマイナスの場であることをもし逆転できたら凡ゆる企業のクリエーティビティが変革するでしょう。
我々はエンパスさんと共に従来、非常に退屈で無駄なものと思われていた「会議」などビジネス・コミュニケーションを快活で快適な創造プロセスに変革するテクノロジーの実現に向け邁進します。今後のトランスペアレントとエンパスをお楽しみになさってください!