総理大臣だけがリーダーじゃない。
スタートアップこそ、良いお手本になれる。良いことをシンプルに実現することが出来る。
総理大臣や都知事をディスるのは楽な事だ。が、考えてみると、その中にも大いに学びがある。非常事態にどういう振る舞い、行いを為すべきなのか?あらゆる面に於いて学びしかない…。
僕自身、今回ダベルを通じたアーティストと地域ビジネスへのサポートのためのシステムを考案して実装する中で、あれこれモヤモヤしながら思考していた…。
アーティストの音楽ライブストリームにどう資金を付け、それを循環させるのか?手堅くセキュアーに考えたら虚偽報告をどうチェックするのか?とか、なるべく自分たちの意図や狙いを反映させる為に寄付のウエイトを細かくチューニングしたい!とか、そういうことをあれこれ考えていた。
いや、でも、待てよ!ダベルのユーザーがストリーミングをもっと楽しめて(今はもう自宅シェルター人口が30億人を超えるとも言われている。潜在ユーザーがそれだけ待っていると言う事でもある)、アーティストが存分に活躍でき、それで地域ビジネスが少しでも多く潤うメカニズム..。
それをより良く円滑に回す為には、それこそなるべく簡潔で計算しやすいシステムが良いに決まっている。お肉券とかお魚券とか、お金持ちは除外だとか、そういうややこしい制度的権益的やりくりを度外視して、もっとスッキリした制度設計と実装が可能なのが我々スタートアップなのに一体何に囚われているんだろう!
図にすると、ただこれだけのことです。
リーダーは総理大臣だけはなく、我々一人一人がたとえとても小さな規模にしたってリーダーな訳です。そこでは、より良いことをよりシンプルに尚且つより大きなインパクトを持って効果的に仕掛けることが出来るフリーハンドを我々自身持っています。
僕自身ここで言っているプロジェクトにしても、非常に小さな規模の小さな営みに過ぎない。とは言えそれにしたって国のリーダーをあれこれ批評しているよりはずっと何か生産的な行為や効果につながるに違いない(少なくともオースティンのアーティストとローカルビジネスに対しては非常に小さいながらも、とても具体的な成果を即届けられると思います)。
と言うことで、仕事に戻ります!